城壁ガール 🌈虹の都へ行く 〜 後編 〜
前編はこちらhttps://takaran5.hatenablog.com/entry/2021/10/22/204734
10月23日(土)Zepp Diver City公演。ウツのUMixツアーの思い出し感想です。
ライブの日から2週間後の時点も、現在も私は元気です。
目次
1ライブへの道のり
「ウツのLIVEへ行って来ました!」こう書けるのは1年8ヶ月ぶり。
長かった。気が遠くなるくらい長かった。自分を見失うくらい長かった。
大げさだと思われるかもしれないけど、LIVE参加はわたしのライフワークなので。
2年弱の町内引きこもり。心理的にも物理的にも時間的にも、激狭・窮屈・縮小生活を余儀無くされる。
いつも行ってた会場でライブがある度に、泣きたくなって、それでも、不可抗力だと、
我慢し自分をなだめて、固く冷たく乾いていく心を、
ライブ配信を観ることで、なんとか適切な状態に保ちながら、やっとこの日に辿り着いた。
高くてぶ厚い、何重にも建てた城壁の中での自粛生活から、野を超え山を越え、GO TO お台場。
久しぶりに乗車した電車の中では「お客様同士の会話は控えめにお願いします」というアナウンスが流れていた。
それでも、「普通」に会話する人はいた。今までの普通が「普通」ではなくなった世界。反転。
土曜日のせいか、よく晴れたお天気のせいなのか、ざっと見た所、乗車率80%
乗り換えのハブ駅では、以前と変わらぬ混雑具合。少し緊張しつつ、無事移動。
下車し、改札までの人波を見渡しながら進む。以前と変わらない。いつも混み合う駅。
何度も通った懐かしい改札を抜けて、地上へ。
Zeppの看板を目にして、やっと少しほっとした。現地へは少し早めに到着。
会場近くの駅ビルは、怖さを感じる程の混雑具合。
とりあえず記念写真を撮りたかったので、足早に通り過ぎ、いつものLIVE掲示板へ向かう。
「あぁ。。。」となった。
表示スクリーンは真っ暗でOFF状態。これが今の世の中のLIVEの位置なのか?
それとも、ただ単に時間が早すぎたから??(終演後もONになっていなかった)
混雑した館内へは戻りたくなくて、
屋外へ向かい、広くて風通しの良い、眩しい程の陽射しを感じながら開場時間まで過ごす。
会場の階段を降りると、感染症防止対策の係員さん、自分でチケットもぎり(以前ならば、自分では絶対にやってはイケナイことだったのに!反転した常識。)
グッズGET。ひと席空けての客席、常時開放のホール扉。
座席は一番後ろで、常時開放扉に近く、換気についての不安も少し解消された。
着席し、持参した空気入れで、バルーンを膨らます。LIVEへの期待も膨らむ。
開演時間まで、外見的には無言で一人静かに過ごす。何かの曲が流れていたので、
Shazamってみたけど分からず。
(心の中では万国旗が上がり、トランペットが高らかに鳴り響き、マスクの中では口角が上がる。以前ならば、会場でファン友とキャッキャしながら過ごした時間)
そうこうしていると、客電が消えた───。
2ライブの感想
ピヨピヨ チチチ~♪
鳥のさえずり。あら♪ここは森の中?(*゚▽゚)💚
深みのあるバーガンディー色のスーツ姿で、静かに登場する御三方。弦楽器を手に中央へ。
素敵な表情は、近未来的なマスクで覆われて、まだ見えない。
楽器を構える姿からしてかっこいいー!
OPNING♪ボレロ
登場シーンからしてカッコイイ!(≧∇≦)
そしてボレロ演奏からの~ 御三方が互いに十分な距離をとったところで、素顔を見せてくれた。
キリリ&少し微笑みなウツ。
うっわ!うっわ!めちゃかっこいいー!
ウツのライブはオープニングから、いつも驚かされる♪
M1♪ Trouble In Heaven(石井さん曲)
ご機嫌なナンバーから始まりー♪
わーい!ウツだー!ウツがいるー!ウツが歌ってるー!ウツーーー!!!
いきなり最初っから楽しいーー^^
この振り好きー!一緒にnanana~♪
(まさにトラブルな世の中。大好きな天国みたいに楽しい場所で)
M2♪ Tommorow Made New (哲っちゃん曲)
大輔さんのバイオリン良きー!ウツがベース弾く姿決まってるぅ!nskさんドラムすごい!
ミュージシャンてなんでも演奏できるんだ!すごーい!
M3♪discovery(哲っちゃん曲)
聞き覚えのある、大輔さんのピチカート。
そう!この曲は!😭😭😭
ウツが歌う歌詞がそのまま真っ直ぐ心に入ってくる。
涙を堪え切れなかった。
ウツの歌声とともに、バイオリンの音色がギュッと固まった気持ちを溶かした。
この曲は今思い出してもキュッとなる。大好きな曲です💖✨🥰
M4♪ Sad Emotion(木根さん曲)
わーん😭😭😭😭😭
ウツが泣かせにきた~
この曲好き。今は離れてしまった愛しい人への気持ちを歌った曲。
ライトに照らされたウツの立ち姿が美しくて、芸術的で。歌声と雰囲気が優しさと切なさに満ちていて
思うように会いたい人と会えなくなった世の中で、それでも相手を想う気持ち。
ウツの選曲には毎回驚いて、感激、感涙する。宇都宮さん最高です!
M5♪Carol(Carol's theme I)
(もちろん哲っちゃん曲)
ここでCAROLですか!最高です!
テンポがちょうどいい。
グスングスン🥺😢🥺😢
しながらでも、それでもゆっくり自然に気持ちが上がってくる感じ。
「苦しみはいつか強さにも変わる」←ココ!あと、前後の歌詞も!😭
「世界が今変わる~♪」
バイオリンの音色に心揺さぶられた。
M6 ♪Carol~JUST ONE VICTORY
(哲っちゃん曲)(大輔さんSolo)
スクリーンに水の流れが写し出されて、音色を聴きながら、
感情がどんどん流れている様を見ている様だった。
バイオリンの音色は、なんだか昔からとても頭と心に響く。バイオリンが本当に好き。
CAROLをこの音色で聴けるなんて嬉しい。バイオリンVer.のアルバム出してほしいです。
とても癒されて、元気が出てくる。達成感。
M7♪The Theory(石井さん曲)
ドラマチックな展開の曲。主演:ウツ。
グイグイ引き込まれる世界。TMとはまた別のウツの魅力。宇都宮隆さんの大人の魅力💖
M8♪ マリア(石井さん曲)
ウツが最初、てっちゃんみたいにor鳴り物係(?)鍵盤✨
🎹✨を弾いて、自分でウケちゃう(笑)かわいい💖
そんなウツの笑顔から始まった、爽やかで明るい曲。
ウツがギターを弾いて、微笑みながら歌う姿。
ああ~楽しい♪(^▽^)良い曲だな~♪
(ここで換気タイム&現場のみ、配信無しの映像コーナー)
♪ if you wish(哲っちゃん)
M9♪21st Century Flowers(石井さん曲)
U波の曲。これまでにあった苦境で、ウツが歌ってくれていた事を思い出しました。
あの時、FANKS的にも、TM的にもかなり辛かった時期で、今はなき渋谷AX のU_WAVEで聴いた記憶。
あんなに辛いことは無かったけれど、また別の種類で悲しい出来事がある2021年の世界。
こうゆう歌が、助けになってくれる。力になる。音楽は強くて支えになる。
この曲は配信のパソコン画面にも、ステージのスクリーンにも沢山のお花が沢山写っていて、
とても綺麗で、配信を観ていた時に、現地と配信が一緒になったのを感じて(視覚的に)感動しました。配信ではいつも寂しかったから。
🌸🌸🌸🌸🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌼🌼🌼🌼🌼
🌸🌸🌸🌸🌸🌷🌷🌷🌷🌷🌼🌼🌼🌼🌼
名曲だと思います。U_WAVEは良い曲が多いです。
M10 ♪インディゴの彼方(nishi-kenさん曲)
ココロをギュッと掴まれる曲。今聴けて嬉しかった。
nishi-kenさん、素晴らしい曲を作ってくださってありがとうございます。
*・゜゚・*ウツとならー♪:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
M11♪Energy Source (nishi-ken Solo)
(作詞:ウツ/ 作曲:木村健さん)
nishi-kenさんがウツの側にいてくれてとっても安心する。
「インディゴの彼方」もそうだし、きっと、プロFANKSだから、ウツの良さをすごく知っていて、
だから名曲を生み出せるんだろうな。
ウツのツアーで見る度に、nishi-kenさんが素晴らしいキーボード奏者になっているのを見て嬉しく思います。また素敵な曲をウツに作って歌ってくれたらいいなぁ。
M12♪見えない灼熱
(大槻さん曲)
宇都宮さんの大人セクシー大爆発!カッコイイー!
スクリーンに映し出される、ロングヘヤーを揺らして挑発的に踊るシルエットも印象的。な~んか、どこかの誰かに似てるとか似てないとか(笑)💃💃💃
M13♪Rag Dall(TomoyaHasegawaさん曲)
かなり好きな曲♪イントロとかとても好き!
こうゆう曲はめちゃ踊って楽しくなる~♪
ウツがとてもかっこいいのです💖
M14♪Rolling Around(石井さん曲)
まだまだ行くゼーッZ!な曲♪
ライブって楽しい。身も心も音楽に委ねて踊りまくる曲!
曲中盤、ウツが両手で照らすようなパフォーマンスがかっこいい。
カッコよすぎてみとれてしまう!
他にもスタンドマイクを長い御御足で蹴り上げキャッチ!
終盤はドラムも演奏!(ある日の配信では瞬間ニコって!カメラ目線で微笑む!ニコッ!強大な破壊力!)
M15♪ATLAS(石井さん曲)
良い曲~♪ ウツって素晴らしい曲いっぱい持ってるよね。
ねぇねぇ、どうして?なぜだろう? 何故かしら?
はい。それはね、ウツが素晴らしいボーカリストだからです❣️
満場一致で可決✨🥳
~メンバー紹介~
みんなニコニコ(^▽^)私もニコニコ♪
アンコール
♪Eternal date 石井さん曲
「それまで離さない~♪」マジですか!この曲大好き!
しかも私が唯一現地参加できた公演で、ウツの素晴らしいマイクパフォーマンスを見られました!今まで長い間、ウツのライブを見てきたけれど、あんなに情熱的なウツは初めて目にしました!最高です!他の配信では、あの時のパフォーマンスはやってなかった。(たぶんね!)
ウツはいろんな技をまだまだ持っているという事!宇都宮隆!おそるべし!(//▽//)
曲始まりでEXPOドンレミでよく聴いたSE♪アーンド、セルコン!
こうゆうのセンスが光るところよね。最高です!!!!!
それまでの配信では観たことがなかった、新たなパフォーマンスを現場で目撃。
この曲はウツがソロになって2枚目のアルバムの曲で、大好きなアルバム!
アンコールにこんな嬉しい曲を持ってくるなんて! 天才か!天才ですね。選曲の神です。
毎回、観る度に、最高を超えてくるウツ。すごいことです。
今年もお誕生日を迎えて、ますます素敵になっていく。
素晴らしいライブをありがとうございました。
次はいつ行けるか分からないけれど、ウツのライブは私には絶対必要です。
会場に行くまでに、数回配信でUMixを観ていたけれど、この日、現場で初めて目にした光景がありました。カーテンが閉じても、拍手が鳴り止まず、もう一度開きました。
そして、宇都宮隆さんの誠実なファンへの姿に感激しました。
ウツはなんて素敵な人なんだろうか。人として尊敬。
ネットでファン友さんがお話ししてた事ですが、
今回のセトリでは石井妥師さんが作曲された楽曲がとても多いという。
編曲は多くは土橋さんと石井さん。
私は全然気づかなくて、言われて見て初めて、そう言えばそうかも!となって。
石井さんはU波からはいつしか離れてしまったけれど、こんなに素敵な曲を描いてくれて
ありがとうって思います。
ウツさん、nishi-kenさん、NAOTOさん、大輔さん。
大変なご時世の中、素晴らしいライブを開催してくれて
本当にありがとうございました! 存分に堪能させていただきました!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
夢のような、素晴らしい現実を経験し、城壁ガールは無事に壁の中へ戻りましたとさ。めでたしめでたし。
次回 「(仮) 城壁ガールと ガリレ夫」
お楽しみに!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3これからのライブについての御託
以下には、現場大好き人間なわたし個人が、そうは言ってられない事態に直面し、苦し紛れに考え抜いた御託を並べてみました。
もう、ライブはその現場にいる人達だけで、共有する空間ではなくなった。
今まではその「現場だけで、ここでのみ」という限定、独占性、に価値があり、
私にとっては音楽を味わい尽くすことの、頂点がライブだった。
でも、限定的なことだけをしていたら、
コンテンツそのものから気持ちが遠のいてしまうのを実感しました。
どんなに願っても、叶わなければ悲しい思いをするだけ。
辛くて痛いことは、避けたくなるし、やめたくなるのは人として自然な心理。
今回のUMixツアーでウツは見事に、配信観覧側でずっと過ごして来た私の期待に応えてくれました。
ほんの少しのカメラ目線だけでも、一瞬でも配信で参加している者へ意識を向けてくれたから、
配信でも置いてけぼりな気持ちにならず、城壁を超えることが出来ました。
配信のあるライブでは、ステージに立つ側にとっては、配信無しライブとは大変さが違うらしい。
画面の向こう側にいる観客への、様々な目配り、配慮 ファンサがあると、より配信側はライブに夢中になれる。
だけどそれは、演者側の負担が増えるという事。
ステージに立つ側の、度量が求められる。
配信と現場との両方を体験して思うこと。
現場には、配信では体験できない事があるのも事実。
現場へ足を運ぶこと、配信やアーカイブ等でLIVEを観覧すること。
大きな違い、大きな差がある。労力と時間。
ライブ以外のことへのモチベーションがだいぶ変わる。
指一本、タップひとつで広がるとてもお手軽なライブ空間。
現場感覚を忘れないようにしたい。なるべく。便利で嬉しい。それも事実。
いい悪いではなくて、体感で覚えていたいなと。両方。
これからは、どの物差しで測ればいいのか。
もうなんだか測りきれないと思う。
人それぞれ、ゼロの基準点がもう揃わない時代になったから。
区別は差別ではないことも覚えておきたい。
行きたい方向へ進むときには、自然と分かれるものなので、どうしても必要なものは
きっと手元にあるはず。手離さない。
そこまで必要ではないものは、きっと手放すはず。
目の前の人を大切にする気持ちと
見えない場所にいて想像しかできない人を大切にする気持ちとは、
きっと難しいけれど、両立できるはずだと思います。
これは、ライブに限った話ではないかも。
具体的に言うと、限りある時間を何に使っているかという事なのではないかと思います。
2021 TAKASHI UTSUNOMIYA Solo Tour 2021 U Mix