城壁ガール 🌈虹の都へ行く 〜前編〜
城壁とは防御壁だ。外部の侵入や攻撃から、壁の内側にある物事の安全を守る為に建設される。
城壁に守られること。守らなければならないものがあるということ。
高く強固な壁であればある程、安心して過ごせる。
前置き無しに突如として、必要に迫られ、自力で何重にも城壁を建てた。
この大きな防御壁の中での生活が長過ぎて、
現実の感覚が、徐々に薄れていくことに焦燥感を覚えていた。
ただ、そんな中でも、進んでは立ち止まり、前進と休息と後退を繰り返し、
日毎に少しずつ、出来ることが増え、記憶も戻りつつある様子を見守り、
人間の心と体の回復力を一番近くで感じていたことが、私を現実に繋ぎ止めることにもなっていた。
回復には時間がかかる。でも、確かな時間の進み方を認識していた。
確かな事が分からない世の中にあっても、着実に一歩一歩進んできた。
それでも、一方ではとても長い悪夢を見ているような気持ちはずっとあった。
移動の自由を制限され、時間の自由もなく、自分軸で動けない日々。
苦しみの種類はそれぞれ違うけれど、誰もが苦しんでいる。
今でもまだ終わりが見えない。
このいくつものを壁を越えて、壁の外へ出ることは、簡単な事では無い。
フィジカルの感覚を蘇らせたい。でも叶わない。
そんな生活がもう2年近く続いている。
ネットを通して分かることと、現場でわかること。配信で観るライブと、会場で観るライブ。
この差の、違いの大きさが、私には分かりすぎるほど分かるから、
その差と違いにとても苦しんだ。望んでも叶わないから。
今まで自然に、当然に、そこへ行く為に、その楽しみの為に、いろんな事を頑張れて、自分の生活の中に組み込まれていたことが、急に叶わなくなった。繋がりが断たれた。
そこからは、もう想像力しかなかった。
もしも、共感し、同じ想いを生きることが出来たなら、それはこの先、前進していく為の、とても強い力になるだろう。
自分ひとりのタイミングだけでは物事は進まない。
やっと時機が来たのかもしれない。
ワクチン抗体の減少ペースを考えると、今しかない。身近な周囲のタイミング、社会のタイミンング。この先、春までに城壁を超えるタイミングについては、
見通しがつかない。なので今しかない。(個人の接種時期による)
不安材料が今ならば少ない。
今なら、昨日までと違う道をいけるんじゃないかなと。
一人で行って、歓声を上げることを禁じられ、FANKS仲間とも会えずに、
黙々と一人で帰るのだ。なんて寂しい事だろう。足りない。
共に楽しい時を過ごしてきた、居てほしい人たちがいない寂しさ。
大きなものや音圧を受けた身体は私の心を経由して全身を駆け巡り、出口を探す。
出力は、涙かもしれないし、指先から綴られる文字かもしれないし、いつもより美味しく作れる料理かもしれないし、他の誰かへの優しさかも知れない。痛みがひととき癒えるかもしれない。誰かを許すことかもしれない。心の余裕とか。
抑圧されていた気持ちの解放かもしれない。
また大きな壁の中へ戻るけれど。
どんな変化が訪れるのか、久しぶりすぎて分からない。
前進する力になることは確かだと思う。
やっと会える。緊張する。人に酔ったらどうしよう。自信がない。
この2年間、二輪と車のみの生活だった。電車が久しぶりすぎる。乗り換え心配。
バイオリンとの共演。大人になってから音楽教室に通っていました。
バイオリンの音色が、響きが好きです。
今秋ツアー。「UMix」
1回目横浜のニコ生は画面の中でも会いたかったウツに会えてセトリが神で泣けて来て最高に素晴らしいライブで、全ての曲が胸に響いてた。ウツが素晴らしいのは知ってたけど、想像の上をいっていた。
今の厳しい現実の中で生きている人たちへ、特に私たちへ向けて、歌で心に寄り添ってくれた気がした。
2回目六本木もやっぱり凄くて撃ち抜かれて、音楽は力になるってこうゆうことですよね!となって。ライブ配信の視聴者へのファンサも心得ていて感激の嵐。
配信があること自体、様々な事情で現地へ行けない私としては、とても嬉しくて有難かったです。ただ、回を重ねる毎に、同じ空間の会場に行きたくても行けない、持って行き場の無い、どうしようもない気持ちでいました。
だけど、先日のウツの配信を観て、現場と繋ぐウツのActionが、配信で観ていても、
現地へ架け橋を架けてくれた気がして、
配信でも置いてけぼりじゃない感を感じたので嬉しかったです。
演者側も進化していて、「ライブ配信」という
、「行くか」「行かないか」の2択ではない、
第3の道、新しい選択肢を増やしてくれて、
そうゆう事が、個々の生活スタイルに寄り添う、多様性にもなっているのかも知れないと思いました。
基本的にウツにはLIVEでしか会えない。
制約が多く、様々な対応に苦慮し改善策を探し安全にLIVEを開催してくれて
宇都宮さんありがとうございます。
油断せず、万全の体制で、気をつけて行って来ます。
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“RUNNING TO HORIZON”
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