岡村靖幸 これまで発売された4枚のCDについて徒然 

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「ビバナミダ」「ヘルシーメルシー」    

タイトルに濁音があり、耳に残る響き。

サウンドが岡村靖幸参上!岡村靖幸ここにあり!的。

山(聴き所)がひとつではなく、勢いのある重低音がズンズンベンベン迫ってくる曲調。

C/W アコースティックでゆったり聴ける曲。鋭利さはマイルドになっている感。

ジャケット ご本人のどアップ。現代美術家 会田誠さんによって描かれたもの。

岡村靖幸×現代美術界同郷昭和40年男コラボレーション。

 

 「ビバナミダ スペース☆ダンディ盤」

上記2曲の他に、

「スキャンティブルース」(2002年MEG。詞/MEG. 作曲編曲/岡村靖幸)「SMELL」(20004年櫻井敦司。詞/櫻井敦司 .作曲編曲/岡村靖幸

他アーティストへ提供した2曲が収録され、全編アニメーションのビバナミダMVが付いている。

提供楽曲のセルフカバー。

「スキャンティブルース」

妖しげで鬱屈した女性によるラブソングを、岡村靖幸が歌うと、ハマる。オネェ的な歌詞の歌い回しが絶妙だ。クセになる。この曲好き。後半04:00からのVo.と音が良い。

不穏な雰囲気が漂いベース音が効いている。気持よく曲の流れにのれる。

 

「SMELL」

前曲とは変わりこちらは男性の強気な弱気が垣間見えるダーティーな雰囲気の曲。

突き刺しまくるような荒々しさが音になっている。「愛してるって言え!」こういった乱暴な直接的強気叫び歌詞は岡村ワードにはないような気がするので、(あるかもしれないけれど、作品には出て来ない歌詞だと思われる。いや、素敵な歌詞ですけどね。)この部分を聴けたことにとても価値がある。

個人的にはメロディアスで流れるような部分を感じられず、

あまり踊れない気がするけれど、提供曲なので、その辺りは元歌手の個性によせているのかもしれない。岡村靖幸の粘り着くようなヴォーカルを味わえる曲。

DATE(岡村靖幸のコンサートのこと)でのパフォーマンスが良かった。

ジャケット アニメキャラ、ダンディと一緒にポーズをとるシュッとしたアニメ幸。

手からなんか出てるよね。

(ちなみに、CD帯の裏面はこのサイトの背景に使用しています。こんな風呂敷があったらいいな。)

岡村靖幸×現代アニメーション界ドリームチームとのコラボレーション。

 

 

「愛はおしゃれじゃない・ラブビデオ」

タイトルが否定形。二曲とも濁音あり。切な爽やか青春POP。

「愛」は「おしゃれ」ではないと言い切るには、「愛の」ことをよく調べなければならないくて、調べていくうちに、繫がる部分を見い出したりする。「愛」は実は「おしゃれ」でもあるのかもね。ズバリ、これだ!と言い切ることができない、いろんな形の愛があることは分かる。

C/W サウンドが前曲の続きな気がする。音色(ねいろ)。この曲についてはまた改めて。

ジャケット 漫画家久保ミツロウさんによって描かれたもの。横顔。Base Ball Bearのこいちゃんと半分ずつ。ネーム風マンガ付。表面キラキラ加工が良い。ジャケ内には熊桃、盤面には桜の様なピーチ。

あのマンガの続き読みたいです。

岡村靖幸×現代漫画界こじらせ女子とのコラボレーション。

 

「彼氏になって優しくなって・ちぎれた夜」

表題曲には濁音無し。そのせいか、するりと耳に自然に入ってくるタイトルである。

C/W 沢山の音が入った曲を聴いた後に、こうしたアコースティックな曲を聴くと

聴く側は別のチャンネルが開かれ、受信する。思いっきり踊ったら少し休む感じに似ている。

分野を超えた合作の面白さ、それぞれの分野で表される岡村靖幸、いろんな靖幸像が楽しめていましたが、なによりも一番直球で豪速球でクリティカルヒットなのは

今回のジャケだと思います。この写真お気に入りだったのかな?

メガネ無し。素の靖幸ちゃんだよ ベイベー!(キメ顔)

 岡村靖幸×岡村靖幸..誰とも混ざり合わない自撮り幸。

 

かつて岡村靖幸は「レコーディングは自分のため」「ライブはファンのため」と話していた。

新曲を出せばファンは喜ぶ。岡村靖幸名義の新しい音楽が世の中に出たという事実。

岡村ちゃんは、曲についての解説はほとんどしない。(知りたいし聞いてみたい)

曲調、ファンクなところ、踊れるところ、中和されるPOP感。

アーティストの最新、今を物語るものは この作品の中にある。

 

新曲発売直前のOL Killerで流れたJAZZYな一曲目が印象的だったのを思い出します。

あらゆる制約のなかで、頭の中に思い描くものが目の前に姿を現すこと。

無から有になった瞬間(初めてその曲を聴いた時)から、始まって、その後何回も聴いていくと曲についての感想も変わっていくものですね。でも最初に感じたものは濃く残っていく気がしています。

 

私は岡村靖幸が生み出す音楽について、盲信的なファンではないですが、

サウンド的な意味で岡村ちゃん楽曲で期待はずれだったことが無いので

「信頼と技術(from白石さんMC)」この言葉に共感しました。

技術だけあっても、受け手に感動を与えることは難しい。

それは便利さ、に近いかもしれません。

信頼は次への期待につながっていきます。

「Whatever 岡村靖幸」ここまできて嬉しいし、ここから始まるものがあると思います。

ビバナミダ発売から数えると、もう8曲できている。

新録ミニアルバムが作れそうな気もします。

オリジナルアルバムならば、13曲位かなと、そうするとあと5曲。

Twitterでみかけた話によると「来年かな〜」と。本人談なのか希望なのか...。

ファンはわがままでいいと思います。

アーティストも本人の好きなようにやるのがいいと思います。

無理はすんなよ とそれだけは言いたいです。 まる。

 

 〜追記〜

スペダン盤について追記しました。

 女神Says (かぁーちゃん。もうひとりのかぁーちゃんはきねもん)

嬉しかったのでペタリ。

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