『宇多田ヒカルのうた 13組の音楽家による13の解釈について』の感想

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宇多田ヒカルのうた 13組の音楽家による13の解釈について】

 

収録曲全曲通して聴いた感想です。

 

SAKURAドロップス

ラテン全開で踊りたくなる曲に変わってる。
ここまで原曲の雰囲気をガラッと変えてこられると、なんかもう清々しい。
楽しくなってくる。PVも。流石の余裕なのかな〜。

 

『Letters』 
椎名林檎さんも素敵な歌声。
囁くような歌声。曲はドラマチック!
切迫した空気はそのまま。


『Automatic』
原曲に忠実なところが良い。たぶんかっこいい。
ギターとサビの破壊的な一音が効いている。

クロスカウンターパンチ一発!のような。ふんふん横揺れで油断してると

いきなりくるので驚く。岡村靖幸ここにあり。

曲の前半と後半でかなり歌い方に違いがみられる。

前半は健全な感じと、歌詞のせいか...分からないけれど、けしからん感じの歌い方。聴き慣れない感があった。

女性コーラスは可愛らしく、曲に自然な明るさが表れてとてもいい。
後半は外しているところと、がなってるようにしか聴こえない箇所に、飛び抜けた印象を持った。思わずボリュームを下げた。

そういえば井上陽水も男女で歌っている。人の声がふえると(コーラス)、より曲に奥行きができる気がするし、サウンドとのバランスも良くなるのかも?

この曲を聴いてベイベ(岡村靖幸ファンの通称)が増えるといいな。

TOKIO HOT 100チャートにもランクインしていました。

番組によると、岡村さんは一番最後に参加が決まったらしく、いくつかの候補曲の中からこの曲に決定したらしい。候補曲の全曲、デモ音源まで制作されたそうです。

(うわ ...... 聴きたい。デモ聴きたい。)

 

〜追記2〜

嫌いというのはなんだか気が引けるけれど、歌い方がやっぱりあまり好きじゃない。今まで聴いてきた岡村靖幸とは思えない。別人のよう。なんだかショック。

何回か聴いてれば慣れるのかもしれないけれど。甘過ぎる感がある。

でも好評らしい。私には良さがまだ分からないさらにショック。

演歌歌手の方が「歌は心」と言っていたのを思い出す。

歌唱法のテクニックの新境地開拓なのか。カバーだからこそ可能な表現力の広がりなのだろうか。

松田聖子、イルカ、キャンデーズ、美里、都会、MEG、そして今回のHikki

 

 

 

『Movin'on without you』
音がかっこいい。海外の凄腕チームの威力と、やっぱり浜崎あゆみは疾走感のある歌を歌うのが似合うと思う!
勢いがあってぶち上がる。歌いこなしている感。
歌姫対決の面白さもある。アルバムの中でかなり好き。

 

『Flever of life』
ハナレグミ初めて聴いた。
素敵な歌声。

 

FINAL DISTANCE
AIの歌声はわりと好き。特にコーラスがいい。
曲の雰囲気もそのままある気がする。
歌詞が、とても入ってくる。


『Be My Last』
素晴らしい。吉井さん。Rock。
嘆きの雰囲気が吉井さんの歌声に合っている。クセになるー。
Hikkiのボーカルじゃないからこそ、この歌の世界観を別の角度から楽しめる。

 

『光』 
爽やか〜。手拍子が似合う曲に変わってる。

 

『For You』
完コピ。歌声がHikkiに似てる。

ストーリーが見えてくるような曲の作りになっていて素敵。
後半Give Me A Reasonが入ってくるところいい感じ。どうしてGive Me A Reasonを入れたんだろうか。For You、いい曲だ。ほんとに。

 

『Stay Gold』
原曲大好き。男性Voで聴くのもいいな。ピアノと歌声だけでこんなに引き込まれるとは。聴き入ってしまう。好き。

 

time will tell
解体して繋げた印象。
トーフさん好きなんだけれど…まぁ、ようはそれぞれの解釈だし。
この原曲の、悲しいのに湿っぽくないところが大好きだから
どんな風に変わるのか心配だったんだけど...。オシャレ感はあるかも。

 〜追記〜

歌詞の中にある悲しさと達観している点、サウンドのテンポについて。

 

 

Keep Tryin’
あれ?キリンジっていつのまに女性Vo.に..。あの兄弟の歌声好きだったのに。
でもまぁ女性Vo.可愛らしくていいね。コロコロ鳴ってて軽やか度が上がってる気がする。

 

『Sanctuary』
ピーボ・ブライソンという方は..アラジンで主題歌デュエットしてた人かしら確か。
綺麗なつくりになってる感。ドカンとくるところがイイ。Hikkiのワールドワイドな歌姫感。


曲それぞれ違った魅力も見つけられたし、このアルバム買って良かったです。
お気に入りは、
『Movin'on without you』と『Be My Last』。あと、『For You』と『Stay Gold』。

さっきiTunesのランキングで2位でした。かなり売れてる様子。
Hikkiご本人は不在だけど、デビュー15周年。こうゆう企画いいな。

 

 


浜崎あゆみ / Movin' on without you (『宇多田ヒカルのうた』よ ..

 


宇多田ヒカル - Movin' on without you - YouTube


宇多田ヒカル - Automatic - YouTube


岡村靖幸 - Automatic (『宇多田ヒカルのうた』より) - YouTube

 

 保留日記に加筆してUP。感想は思いついた時に追加更新予定です。

岡村靖幸 あの娘 ぼくがこの曲歌ったらどんな 顔するだろう - takaran's diary

宇多田ヒカルのうた 試聴メモ - takaran's diary

 

 

 

 

QUIT 徒然

今夜も寒いですね。疲れと空腹もあるせいか、寒くて暗い帰り道はなんだか悲しさMAXです。おでん買って帰りたい。しらたき二個つゆだくで。玉子もいいな… つみれも…

でもまだまだこれからが冬本場なんですよね。寒さに気が負けないように、温かいお鍋とか生姜入り紅茶、登山用の厚手の靴下、手袋、なるべく明るい色の服を着て、瞬発筋を鍛えている今日この頃です。


いつもは移動中、スマホのメモにブログで書きたいことを下書きして、PCでそれらをまとめてUPしているのですが、パソコンがQUITしてまだ帰って来ないんです(泣 
シンクロ率たかし。うつのみやたかし。

なのでTMライブの感想や”宇多田ヒカルのうた”の感想、”リスナーの質”について考えたことを書きたいのですが、
書けなくてムズムズしています。
スマホの小さな画面だと書きづらくて。

とりま、今 一番書きたいことは

【バックアップは確実に】

【うがい手洗いしっかりと】



こんな感じです。






宇多田ヒカルのうた 試聴メモ

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Various Artists「宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-」
 
iTunes試聴 1分30秒弱の感想メモ
 
 
「Be My Last」
吉井さんやべぇ… 素晴らしい。
早くフルで聴きたい。
嘆きが共鳴してる。合っている。
 
「Stay Gold」
いい。とてもいい。続き早く聴きたい。原曲のピアノメインをすくい上げてくれてる。
 
ん〜〜〜。
 もっと聴いてみないとなんとも言えないけど。ん〜〜。
 
「光」
デリコはデリコ。良い。
 
陽水。流石。
カバーらしいカバー。こうゆう正反対の違いを出しながらも、聴かせる事が可能なのは凄い。なぞるだけではない。
 
「Automatic」
曲の表情が明るくなっている。
8割原曲
女性コーラス 可愛らしさ
たぶん同じラインの重低音 
小刻みな音も。
ギター クラップ
奥にあった響きを前に出してきた感。
HikkiのVo.をメインに聴いてたから
そう聴こえて、気づかなかったところかもしれない。
 
歌い方が違う。  こうゆう歌い方するんですな。キー高いからだろうか。 あえて。
よそゆき感。まぁ好きか嫌いかは別として、いいんじゃないでしょうか。幅として。健全な感じ。
本人ソロじゃないし。まぁ…そうですよね。
 
朝日美穂のだいすきカバーにあるような
可愛らしさ。
 
宇野氏がレビューしていたカテキョのような”密室”感は、あの域までは、そこまでのものは感じられない。でもフルで聴かないとまだ分からないかもしれないです。
Hikkiの原曲の良さを残しながら、聴きやすさ、(J-POP感とでも言えばいいのか…)を加えた感じがします。
 
ギュンギュンなカバーをイメージしていたので、わたし個人的には…まだちょっと。でも、原曲の良さを残してくれて、そこは嬉しい。可愛いらしい曲に仕上がっている。
1分30秒弱聴いた段階での感想なので、まだ分からないですが。
 
アイドルである前に、プロの音楽家なんだなと。当然だけどね。曲に対する敬意と自己プロデュース感。演出感。解釈。どんな風にはめたらいいのか見極める、的確さ。
 
 
Hikkiが好きで、初めてこのカバーを聴く人は どう思うだろうか。
わりと 入りやすい曲にはなっているんじゃないかと思う。
 
改めてHikkiの音楽の素晴らしさを感じるアルバムになっている。
 
てゆうかHikkiが恋しい。
 
Macが寒くて充電出来ない。PC使えない困った。もう四日目。寒くて反応しないなんてどんだけ繊細なんだよ。チッ。
iPhoneからの更新
書きづらい。めそめそ。
 

〜追記〜

パソコン直ったのでやっと感想まとめかけました。

以下の日記です。 

『宇多田ヒカルのうた 13組の音楽家による13の解釈について』の感想 - takaran's diary

 

こちらは試聴前の日記です。

岡村靖幸 あの娘 ぼくがこの曲歌ったらどんな 顔するだろう - takaran's diary

 

 

 

 
 

岡村靖幸 あの娘 ぼくがこの曲歌ったらどんな 顔するだろう


「宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-」 特設サイト

岡村ちゃんのコメントが見られます。

 

 


宇多田ヒカル - Automatic - YouTube

 

いやはや。驚きました。

はじめに宇多田ヒカルの歌を岡村ちゃんがカバーするというニュースを知って、もうどうしようかと思う位嬉しかったです。カラオケでよく歌ってたし、アルバム「HEART STATION」は発売当時、悲しい事が多い年だったので、印象深く、よく聴いていました。今でも聴いています。名曲揃いのこのアルバム、聴きやすさもあって本当に好きです。

Hikkiの書く、同性として痛い程共感する歌詞や、あの独特な震えたような耳に残るハスキーな歌声と生み出すサウンドは宝物だと思います。

歌手になるべくしてなった人なのでしょう。

1998年12月9日、宇多田ヒカルはシングル「Automatic/time will tell」で日本デビュー。

Hikkiといえば、15歳の若さで作詩作曲をてがけ、R&Bを日本に広めた早熟の天才。

海外からの逆輸入のイメージがあってなかなか姿を現さず、

Mステで初めてHikkiの姿を目にして、こんなに若い女の子が、こんなにカッコいい曲を作るなんて一体何者なんだろう、すごい!と思った記憶があります。彼女の登場に、当時日本中が驚きましたよね。

1998年前後はTMが一回目の再活動をしていた時期と重なり、TKプロデュース、いわゆる小室ファミリーブームの真っ最中でした。哲っちゃんも(小室さん)も彼女の存在を意識しないわけはありませんでした。

雑誌のインタビューで哲っちゃんはこんなことを話していました。「R&Bやブラック・ミュージックを本格的にやってみよう、完全に彼らの真似をしてどこまで近づけるのか挑戦してみよう(略)しかしどうしても突き詰める事の出来ない域がある事を悟って撤退(略)諦めるまでにはかなり時間がかかった(略)それを決意させたのはヒカルちゃんだった(略)彼女のスイング感、グルーヴ感を初めて聞いた時、ネイティブでないと絶対に表現出来ないものがあるとはっきり分かった。90年代の僕に大きな衝撃を与えたひと」

 

岡村ちゃんでいうと、ハレンチ〜Peach X'mas〜セックスの頃。

アルバムや当時発売されたシングル等で、ああ、あのアルバムが出た頃か〜と考えると当時を思い出しやすくなったりします。Season of Love(Music)

音楽雑誌で岡村ちゃん待望特集が出たりしたあの頃かなあ。2000年には「真夜中のサイクリング」が発売されました..あの頃。

岡村ちゃんHikkiの震える歌声について雑誌でお話していました。「声のインパクトはとても感じますね。もの凄く声が震えているので、だ、だ大丈夫か!?って言いたくなるような。」求心力はあますねとも語っていました。

「心配する必要は全然ないんですけどもSOSを送っているかのように聞こえるので(略)」そうそう、耳に入った時、一番最初に歌声に『!?』ってなりました。岡村先生、分かります。そんで岡村ちゃんはやっぱり優しい!

身を削って作品を作っているのだろうなと苦悩がみてとれるような

3rd「Deep River」や4th「ULTRA BLUE」とか。

やっぱり天才同士は繫がるんだと思いました。

 

 

どの曲を歌うのか予想ブログを書きながら発売日の12月9日を待とうかな〜、と考えてたんですが、昨晩iTunes Storeへなんとはなしに行ってみたら

既にアルバム収録曲が表示されていた(笑)

まぁ、知りたかったからいいんですけども、情報社会ですね〜。流れが早い早い。

そう思うのは、私が好きな音楽は現物でという、現物CDありきな考え方だからなのかもしれないです。もちろん配信も便利なので嬉しいんですけどね。

(今回の岡村ちゃんカバー曲は単曲での配信は無し。むう。試聴させてほしい...待てない..ガルル。)

収録曲のほとんどが、シングル発売されたものですね。

シングルで出すということは、完成度の高い、入口の広い曲ということで、そういった曲をそれぞれのカラーで解釈することは、とてもやりがいのあることなのかもしれないですね。大きい魚をどう料理しようか腕が鳴るぜ!的な。あとは、自身の音楽に何かしら近いものをその曲中に見たりするのでしょうか。謎。

岡村ちゃんが楽しかったと、コメントしていてなによりです。

Hikkiもきっと気に入ってくれると思う〜♪

 

Hikkiには名曲が沢山あるので、全アルバム聴いてきました。好きな曲が多く収録されているのは1st「First Love」、5th「HEART STATION」です。

今回 岡村ちゃんが選曲した「Automatic」は私の好きな曲リスト外でした。

ノーチェックでした。好きとかそうゆうのを越えた曲。

まさかこの曲を選ぶとはまったく予想外でした。

希望的にはこの辺りかも〜なんて考えてました。

This is Love  (勢いのあるところが、岡村ちゃんに合うかなと。)

Stay Gold     (「大好きだから〜」)

Time Will Tell (この曲はHikki以外の人はどうかな..とも。)

Flaver of Life (「大好き」に反応 )

Kiss&Cry  (ハードなイメージ)

Letters   (切なさとたたみ掛けるようなところが岡村ちゃん的かなと。)

言葉にならない気持 (ささやかさとゆったりした南国感。)

光 (マリッジ的なところ。)

 

Hikkiライブは BOHEMIAN SUMMER2000とWILD LIFEの映像作品で見た印象しかなくて、アレンジ云々は今まであまり考えた事がありませんでした。CDで聴く事の方が私は多かったので、アルバムの中で出来上がっている完璧な曲のイメージと、あの歌声やフェイクなどにHikkiらしさを感じます。

岡村ちゃんが女性の歌を唄うのは「スキャンティーブルース」と「なごり雪」とかあたりでしょうか..あと、「19才の秘かな欲望」とか…(もっとあったかな)

今の岡村ちゃんならば艶のある伸びやかな歌声で聴かせてくれることでしょうね。

ベイベー! ああ”!とかやってるのかな... きっとやってますよね。

色気が凄そうな予感がします。

 

 

岡村ちゃんが選曲しのたは..... 『Automatic』。

きたー!R&B!この曲なんだ岡村ちゃん

この曲を知らない人はいないんじゃないでしょうか。

この曲は、女性Vo曲で、ゆるやかなグルーブ感のある曲。。。

曲の明度や濃度という点では、岡村ちゃんに似合いそうな気がします。楽しみすぎる!

Hikkiのデビューシングル、恋愛の歌で、低めな印象、歌詞を読むと、なんだか岡村ちゃんにぴったりな気がします。岡村靖幸の手にかかると、この曲はどんな変貌を遂げるのでしょうか?

アップテンポになるのか、それとも原曲の骨格を残しながら、まさかのスローテンポ?

いや、これよりスローというのは、ないかな。ゆるやかなノリが速くなってズンズンのキレキレダンスチューンになるのか.. Hey!とかあるのかないのか... 

もともと私は、岡村ちゃんR&Bの要素とかって、あまり考えた事が無かったです。

岡村ちゃん楽曲でR&B寄りのものって....なんでしょうね? 

そもそもR&Bって...。リズム&ブルース。

「祈りの季節」とかでしょうか.... ?? 歌唱重視のジャンル..和田アキ子とか...? ゴスペルの要素や黒人っぽいノリのインプロビゼーションブルーノートの旋律....

分からないことだらけ。。

岡村ちゃんにはゆるく、ゆらゆら踊るイメージが無いというか。

岡村ちゃんと言えばキレキレなので、今回の選曲には驚かされました。

まぁ、とにもかくにも期待しています!

 

〜追記〜

前記事で、岡村ちゃんのデビュー記念日に「Out of Blue」と「yellow」について書く予定でいたので、全曲のクレジットを確認していたら、すべての編曲に岡村ちゃん西平彰さんのお名前がありました。

この方はHikkiの「Automatic」と2ndアルバムの「Distance」まで手がけられているようでした。岡村ちゃんの2ndアルバム「DATE」にも参加されていたようです。

岡村ちゃん、懐かしかったりしたのかしら。

 

エンタメニュースによると、完成した『宇多田ヒカルのうた』を聴いたHikkiは、

愛情を持って丁寧に作ってもらったことに喜び、「聞いている途中から涙があふれて止まらなかった」と感激していたそうです。

あの娘はとても気に入ってくれたみたいですね。岡村ちゃん良かったねー!!

 


井上陽水 - SAKURAドロップス (『宇多田ヒカルのうた』より) - YouTube

井上陽水さんのSAKURAドロッップスを聴いて、コーヒールンバを思い出しました。

内向きで幻想的な感じがこの曲の魅力でしたが、

陽水Ver.は南国全開で、MVも面白かったです。鮮やかさは通じるなと思います。

同じ言葉を歌っているのに面白いです。音楽の自由さ豊さを感じます。


宇多田ヒカル - SAKURAドロップス - YouTube

 

『Autmatic』をカバーで調べてみたら数曲ありました。

 加藤ミリヤさんが「MUSE」というアルバムの中でカバーしていたり、

海外のアーティストDIRTY LOOPSもめちゃくちゃいい感じでカバーしてます。

MUSE

MUSE

  • 加藤 ミリヤ
  • J-Pop
  • ¥2800

 

こちらはレゲエ的な雰囲気のカバー。

ディスコグラフィ | Sony Music

 


【来日】宇多田ヒカルの「Automatic」をカバーしてるDIRTY LOOPSのアレンジが半端ない - NAVER まとめ


【PV】スウェーデンから来たDIRTY LOOPS(ダーティ・ループス)が半端ない。。。 - NAVER まとめ


ダーティ・ループス - Automatic - YouTube

カバーしているアーティストの中でも、一番いい感じだったのは「DIRTY LOOPS」です。これはカッコイイ。

 

 

Automatic幸〜♪#flipagram @flipagram で作成しました

岡村ちゃんは一体どんな解釈をしたのでしょうか〜♪

楽しみですね!

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岡村靖幸 【祝】デビュー28周年 『Out of Blue』についての感想

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岡村靖幸は1986年12月1日シングル『Out of Blue』でデビューした。

今日はデビュー記念日です。

 

\ ㊗️✨岡村ちゃんデビュー28周年おめでとうございます!!✨ /

 

ということで、改めてデビューシングル『Out of Blue』について感想を書きたいと思います。

岡村靖幸は19歳で作曲家として、渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之らに楽曲を提供している。

アーティスト・岡村靖幸としてのデビューシングル『Out of Blue』。

発売当時、岡村靖幸は21歳。詳細はWikiをご覧下さい。

 

シングルA面『Out of Blue』(作詩・作曲/岡村靖幸 編曲/岡村靖幸西平彰

 

見えない何かをじっと見据え、カウントするように音が聴こえてきて、靄を切り裂くようなギター音で一変する。

岡村ちゃん楽曲といえばベースに特徴がありますが、この曲ではベースは前面には跳ねて出てはこない。けれど要所でしっかり主張し曲を支えている感じ。

奥で聴こえる千切れてしまいそうな悲しみの音階が高音へ広がっていく。

歌詞は、痛みを抱えている2人が登場する。「君」を離れた場所から見つめ心配する「ぼく」がいて、そんなぼくを通り過ぎ笑う「世間」の存在。

「口笛を吹く」とは「君」への合図と、負けん気の意味があるように思われる。そこには自ら音を奏で、歌う、音楽を作るという岡村靖幸の音楽に対する意識も表れているのではないでしょうか。「ぼく」の口笛が「君」に聴こえるように 届くように。

サビのバックコーラスではこの曲全体を包む心のきしみを感じさせる。

激しく鳴り続ける楽器の音とは別の次元で悲しみを表している。

03:22辺りから03:36での旋回するように聴こえる音が「眠れない朝」から「同じ夜」「朝もや」の、朝→夜→朝…夜 という、痛みを中心とした一日という同じ輪をぐるぐると廻っている様子に重なる気がします。歌詞のひとつひとつが光ってる。言葉の選び方。

歌唱では現在のような絡みつく豊潤な粘り気が少ないものの、真っ直ぐで尖ったセクシーさがある。シャウトなどで(フォーッ!)その後の岡村ちゃんらしさの芽が見える。

悲しみの音階を大きく響かせながら高音が跡を残しながら、ヴォーカルの叫びと共にフェイドアウト

痛みの種類は違うかもしれないけれど「君」を救いたい気持が表現されているヒリヒリする優しさあるの曲。

「君」と「ぼく」を置き換えてみると、分かる気持ちがあるのかもしれない。

(...こうゆうのは邪道かも。)

 

タイトルの意味について考える。

Out of the blue)で(the)がつくと突然に、予期せず、(a bolt out of the blue sky)だと青空からひとすじの雷がというような意味らしいんだけど、

この曲を聴くと、(Blue=憂鬱=悲しみ、pain等)でそこから(Out of)する、外へ出る、抜け出す、という意味なのではないかと思います。

痛みからの解放がテーマなのかな。

だからヒリヒリするのかもしれない。

”悲しみの周波数”という言葉を聞いたことがありますが、そういった痛みが分かる者同士だから気づくことってありますね。

こんなに素晴らしい名曲をデビュー曲で発表する新人が現れた!と、ソロアーティスト・岡村靖幸がひとすじの雷鳴となって音楽業界に轟いたという意味にもとれるのではないでしょうか。

当時はレコードだったんですね。歴史を感じます。機会があればレコード音で聴いてみたいです。

 

☆ジャケット

おしゃれで陰のある青年。文字も本人写真も鋭く切り込む感じがある。この頃からアクセサリーはしている。「岡村靖幸」縦書き。文字だけでもうかっこいい。

      岡

      村

      靖

      幸

 

 

 まとめ

今回『Out of Blue』について改めて聴いて、最新シングル『彼氏になって優しくなって』と共通する点があるなと思いました。

それは新曲タイトルにもある、「優しさ」。

曲調は最新型の岡村靖幸ですが、歌詞に優しさが溢れています。

「もし君が泣いてたなら I give you my love」

「悲しくなって 泣き出すような 気持ちにそっと 近いんならね 

切なく 切なく みじめだって 上手に生きようぜ ただし 絶対常識の 範囲以内でね」

彼氏になって優しくなって しなやかなキッスしたい」

年月を重ねた分、アドバイス的な要素もあるように感じられる。

色彩的には『Out of Blue 』はそのままBlue、青をイメージします。

新曲の方はマンダリンのオレンジ色やMVの赤JK、トレカのpinkにyellow White、CDジャケのblackが浮かびます。カラフル。

そういえばMVで、青色の蝶ネクタイしてたような。水も滴ってた。

そしてイントロ。曲調は全く別ものですが、2曲とも微かに始まる点。

大事なことが起きる前の、エネルギーを秘めた静けさから始まっているところ。

 

新曲は岡村ちゃんの第2のデビュー曲なのかなぁと、この文章を書きながら、なんとなく思いました。

岡村ちゃんはデビュー曲からずっと、28年前からずっと優しかったと確信しました。

(あ、いや、知ってたけどね!)

違う点は、セクシーさが増量しているところかなと。

『Out of Blue』「抱きしめる(たい)(られない)」ことについて歌っているけど

『彼氏になって優しくなって』では「ねぇ 触って そう 触って」とある。

28年の歴史を感じます(そこかよ)

 〜追記〜

MVではセクシーさ満点。少しカニ腹入っていて精悍で若さ溢れる感じ。

 


岡村靖之 Out of blue - YouTube


岡村靖幸 Peach 1989 out of blue - YouTube

岡村靖幸さん、素晴らしい音楽をありがとうございます。 

今までもこれからもずっと岡村ちゃんがだいすき〜(ハート)

29年目へ Let's Go さ ベイベー!